マレーシアな毎日

アラフォーからの子連れ海外就職、現地の生活などの記録です

マレーシアでの転職

働いていた会社の事情が変わり、ストレスのあまり左耳が聞こえなくなってしまったため、転職することに決めました。

本当ならば、私の場合、就職してから1年未満で退職するとペナルティを支払うとの契約となっていたため、就職後1年経ってから転職したかったのですが、健康には代えられないため、とりあえず転職活動をしてみることに。

転職活動は簡単で、ネットで求人を検索し、応募したい求人に応募し、試験または面接を受ける手順でした。数社受けて、数社とも内定をもらったため、会社には退職願いを提出することにしました。

マレーシアでの外国人の転職手順は複雑なので、現時点での手順を記録しておきます。

1.転職活動をして内定をもらう

2.退職届を提出する

3.EP(就労ビザ)のキャンセル手続き(パスポートのEPにキャンセルスタンプをもらう)

4.tax clearance (税金処理)を行う ※指定されたhasil(税務署)に行く必要あり

5.退職

6.EP(就労ビザ)のキャンセルのため日本へ一時帰国 

7.マレーシアへ再入国

8.新しい会社で勤務開始

 

私の場合、未だ非居住者であるため、4のtax clearanceで追徴課税を請求されました。

この追徴課税は、居住者になった場合、来年の確定申告で戻ってくる、

と税務署のおばちゃんは言ってました。(ほんとかな、、ちょっと不安です。。。)

私の場合、勤務していた会社がリリースレターを発行してくれず、退職までに転職先の会社がオファーレターを発行してくれなかったこともあり、EPキャンセルのため日本へ一旦帰国しましたが、勤務していた会社がリリースレターを発行してくれる場合は、マレーシアから出国する必要はないようです。また、転職先の会社のオファーレターがある場合は、日本でなくシンガポールなどの第三国へ空路で出国すればEPのキャンセルはできるようです。ただし、第三国への出国でEPキャンセルしようとした人が、マレーシア再入国時に拘束された、との話も聞いたので、日本へ帰る方が安心かもしれないです。

 

※非居住者

マレーシアに入国してから182日以上経過していない外国人のこと。

毎年12月31日でリセットされてしまうため、年の後半、7月以降にマレーシアに入国した場合は、翌年の7月半ばまで居住者として扱われません。

非居住者は、給与から28%の税金が徴収されます。

居住者になれば、確定申告すると余分に払った税金が返金されます。